台鉄の美学観光列車「鳴日廚房」、出発!

帝雉石が彩る「鳴日廚房」、美と実用が調和する特別な体験。
五つ星のダイニングカーとともに奏でる、心に響く物語。

台鉄観光列車「鳴日號」から「鳴日廚房」へ

2020年に運行を開始した台鉄のデザイン観光列車「鳴日號」。
そのアップグレード版となる「鳴日廚房」が、2年ぶりに今春ついに登場しました。

国際水準の観光列車を目指した「鳴日廚房」は、外観から車内デザイン、インテリアに至るまで台湾のデザイン会社 J.C.Architecture 柏成設計 が手がけています。さらに、食の面では 晶華國際酒店 Regent Taipei が監修し、地元の旬の食材を使った特別なコース料理を提供。まさに「走る五星級レストラン」と呼ぶにふさわしい体験です。

そして注目すべきは、車内の美しいダイニングテーブルやカウンターに採用された、台湾発の高級クォーツブランド Mikado Quartz 帝雉石 です。

 

実用性を兼ね備えた選択

列車という特殊な空間では、デザイン性だけでなく耐久性も重要です。
高密度で丈夫な帝雉石は、揺れる車内でも安心できる安定性を備え、さらに「汚れが付きにくい」「清掃が簡単」という特性から、ダイニングテーブルに最適な素材として選ばれました。

特にダイニングテーブルには厚み2cmのクォーツを使用し、エッジ部分はわずかに立ち上げる工夫を施すことで、走行中の揺れによる料理の滑落を防止。細部まで配慮された設計は、実用性とデザイン性を両立しています。
 

台湾ならではの「移動する美学」

「鳴日廚房」の完成までに約1年半を要し、台湾の素材とデザインを融合させた、他にない鉄道体験が実現しました。
Mikado Quartz 帝雉石の上質な素材感は、まさに台湾発の美学を象徴する存在として、この「移動するレストラン」を支えています。

エレガントで唯一無二の鉄道旅。
それは、台湾のデザイン力と素材力が織りなす新しい物語です。

 
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Arthur邸では、黒い帝雉石の床が家の第一印象を引き立てる