Arthur邸では、黒い帝雉石の床が家の第一印象を引き立てる
落ち着きのある優雅さと繊細なデザインを兼ね備えた Mikado Quartz 帝雉石が、実用性と美しさを両立した理想の住空間を演出
Arthur氏邸:黒い帝雉石が生む、足元からの安らぎ
Arthur 張嘉予氏の住まいでは、玄関に敷かれた Black Jasper 黒の帝雉石 が、家に入った瞬間の第一印象を演出します。重厚で落ち着きのある美しさと、細やかなデザインが調和した Mikado Quartz 帝雉石は、視覚だけでなく、踏み心地でも心を癒す素材です。Arthur氏は「足を踏み入れた瞬間の安心感は、体験したことのない人には想像できない」と語ります。
帝雉石の高い耐久性、耐汚染性、色移りしない特性は、玄関床材として最適。Arthur氏自身も、実際に踏み比べて初めてその違いを実感したと述べています。
空間に溶け込む帝雉石の美しさ
Arthur氏邸の設計は 琢隱設計 によるもので、全体は深みのある色を基調に木材・石材・金属を巧みに組み合わせています。その中で帝雉石は、合計9箇所にわたり、異なる4種類の柄が使用され、キッチンのカウンターや玄関床、洗面台、シャワー収納、さらにはソファ背面の大面積壁面にまで展開されています。特に Polar Land (MQ-L728) の白地に流れる模様は、まるで抽象画のように、家全体のデザインの中心的役割を果たしています。Arthur氏は「良い石材はまるでアート作品のよう。Polar Land の模様は雪景色のようで、墨を流したような効果がとても気に入っています」と語ります。
過去にキッチンのカウンターが割れてしまった経験から、Arthur氏は耐熱性・耐擦過性・色移りしない特性を重視し、淡いグレーの帝雉石を選択。独特の模様の美しさにより、当初キッチンだけでの使用予定だった帝雉石は、家中のさまざまな場所に広がりました。
天然大理石との違いと実用性
天然大理石を中島に使用した際には、美しい模様にもかかわらず、実用性に不安を感じることもあったそうです。「料理中、帝雉石の上で食材を切ることは問題ありませんが、大理石だと気を使ってしまいます」とArthur氏。帝雉石は油汚れや色移りを気にせず、安心して日常使いできる点で大理石に勝ります。「中島でバッグを置く時も、金具で大理石が傷つかないか心配でした」とも語り、石材選びにおける実用性の重要性を示しています。
日本の工業デザイン界の大家、深澤直人氏も「使っていて無意識になるデザインこそ良いデザイン」と言います。帝雉石はまさにその理念を体現しており、視覚・触覚の両面で自然に暮らしに溶け込み、Arthur氏の理想の住空間を完成させています。
帝雉石がもたらす至福の体験
Mikado Quartz 帝雉石は、家全体のデザインに調和しつつ、足元や手に触れる部分で心地よさを提供。美しさと耐久性、そして使いやすさを兼ね備えた素材として、Arthur氏邸の居心地の良さを支えています。